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ケ小平から江沢民に変わった中国は やはり「中華思想」の野心に目覚めた。 この動きは米国にとっては想定通りのものだった。 しかし、一度放った制裁の「ムチ」は効果を発揮しなかった。 そして、万事休すかに見えた米国が出した手は、 何と一度拒否した五輪開催を容認することだったのだ。 中国の人権状況が改善されたわけでもないのに、 五輪開催を容認することは、 「儲けのことしか考えない人権無視の行為」として 様々な方面から非難の声が上がった。 確かにそういう面も多分にあったのかもしれないが、 真相はそれだけではなかった。 そして、その「真の姿」が五輪開催直前の今年になって ようやく明らかになったのだ。 聖火リレーにおける世界的な抗議行動及び それに伴う中国側の対応の異常さは、 世界的嫌中感情を引き起こした。 しかし、「聖火リレー」がなければ「チベット問題」に ここまでスポットが当てられることはなかった。 五輪が北京で開催されるからこそ、 聖火リレーが行われ、 中国が世界中の注目を集めることとなったのだ。 つまり、北京五輪とは 「Uncontrollable」な中国を制御するために 「中華思想」という虚栄心を逆手に取った 巧妙な「ワナ」だったのだ。 中国をおだてて機嫌よくさせておいて、 経済成長の果実を頂きながら、 そして、強硬路線の中国に屈服したように見せかけて、 実は笑顔のウラで巧妙な「ワナ」を仕組む。 これは究極の「ほめ殺し」作戦だったのだ。 しかし、「作戦」はこれだけではなかった。 壮大な「ほめ殺し」の仕掛けは まだ他にも用意されていたのです。 では、その「仕掛け」とは 一体どのようなものなのでしょうか。 (本日も思いっきり仮説です。。。) ご訪問頂きありがとうございます。 当ブログは下記ランキングサイトに参加しています。 あなたの清き一票をよろしくお願いします!! ![]() ![]() 【お知らせ】 「ニュースウォッチ」はメルマガに移行させて頂きました。 こちらも是非ご購読よろしくお願いいたします。 よろしければ下のバナーをクリック頂き登録画面にお進み下さい。 ★また、当ブログは「解析」ブログであり、 思想信条を世に問う「評論」ブログではありません。 宜しければこちらをご一読頂き、 趣旨をご理解頂いた上でご利用下さいますようお願い致します★ ↑過去記事をご覧頂ける方は、こちらをクリックして下さい。 <共産党が中国を支配するためのレゾンデトール> まず、この「仕掛け」を考える際に思い出して頂きたいのが、 「ケ小平が市場経済を導入した理由」です。 なぜ、ケ小平は共産党のレゾンデトールとも言える 「共産主義」というイデオロギーを捨てる賭けに出てまでも、 市場経済(資本主義)に移行する必要があったのか。 それは、 「共産党自らの支配基盤を維持するため」 でしたよね。 【参考】五輪開催に向けて仕掛けられた中国包囲網 http://keyboo.at.webry.info/200805/article_2.html つまり、共産党にとっては、 自らの支配基盤を維持するために、 イデオロギーを捨ててまでも市場経済化による 経済成長を果たす必要があったというわけなのです。 逆に言うと、イデオロギーを捨て去った共産党にとって 「経済成長を果たせなければ存在意義がなくなってしまう」 ことを意味するわけで、 これが「共産党が支配する開発独裁国家中国」 という国を考える上において、 重要な視点となってくるわけなのです。 では、支配層である共産党にとって、 求められる経済成長の形とはどのようなものなのでしょうか。 それは 「安定かつ持続的な成長パターン」です。 これは今までの議論からお分かり頂けるかと思います。 【参考】中国全人代閉幕後の温家宝・首相の会見要旨(ロイター) http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30888020080318 雇用圧力に対応するため、われわれは一定のペースでの経済成長を維持しなければならない。中国は毎年1000万人の雇用を創出する必要がある。 では、そういう成長パターンを求める政府が 絶対に防がないといけないことが一つあるのですが、 それは一体何なのでしょうか。 最近本読んでますか? <共産党政府の恐れる「資本主義の内在的不安定性」> それは、紛れもなく「バブル」です。 では、彼らがなぜバブルを恐れなければいけないのでしょうか。 それは、資本主義経済が 「内在的不安定性」を持っているからです。 【参考】中国分裂の可能性を探る(その1:中国内部が抱える対立構造@) http://keyboo.at.webry.info/200710/article_19.html 従って、熱狂の行き過ぎという「バブル」を経験すれば、 しかし、恐れていたことがおこってしまった。 BRICS4カ国中、 中国だけが株価が半値になってしまったのだ。 これを「バブル崩壊」と呼ばずして何と呼べばいいのか。 そして、チャートが物語っていることは、 この「バブル崩壊」は新興国全般が加熱したからではない。 中国だけで起こっている現象だということだ。 では、中国にバブルをもたらしたものは一体何なのか。 そのナゾを解くために一枚の絵をご覧頂きたいと思います。 下の絵は中国の外貨準備額の推移を表したものです。 では、この絵を見てパッと思いつく特徴は何でしょうか。 それは、 「外貨準備は2003年頃から伸びが急増している」 ということなのです。 では、 なぜ「2003年頃から」急増したのでしょうか。 読書はあなたの人生の可能性を飛躍的に広げてくれます。 <外貨準備急増の原因> 「人民元切り上げ」という話題を ニュースで耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、 中国政府は人民元の変動幅を一定範囲内に抑え、 名目為替レートを維持する政策を取っています。 中国にお金が流入してきたら、 普通「人民元を買う」ことになりますから、 元は高くなるはずなのですが、 名目レートを維持するために、 外貨を買って人民元の増価を抑制する。 それが外貨準備の増加となって表れる というわけなのです。 【参考】世界一となった外貨準備、その意味と問題点(富士通総研) http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/report/economic-review/200610/05-4.pdf 元の切り上げを回避するために、人民銀行(中央銀行)は毎日為替介入を実施している。結果的に、為替安定の代わりに、外貨準備が急増している。 ということは、 「外貨準備の増加」=「中国への資金流入の増加」 を意味するということになる。 では、「中国への資金流入」が なぜ「2003年頃から」急増したのでしょうか。 そのナゾを解くカギとなりそうなのが実はこれ。 【参考】BRICs (wiki) http://en.wikipedia.org/wiki/BRIC 「BRICS」という用語が最初に用いられたのは、米投資銀行ゴールドマンサックス(以下:GS)が2003年に発行したレポート(「Dreaming with BRICs: The Path to 2050」)であると一般的には考えられている。そのレポートでは、BRICS諸国の経済は急速に成長し、2050年までに現在の先進国の大半を追い越すであろうということが主に述べられている。 このゴールドマン(GS)のレポートが 発行されたのは2003年。 「BRICS」という単語が生まれたのもこの時だ。 特に中国への強気な見方が特徴的だった。 当レポートにおいて、 中国は米国を抜いて世界一の経済大国になると予測されていた。 これをきっかけに世界中の投資家が 中国に目を向けるようになった。 そして、「一番になる」と予測された中国には、 より多くの投資家が殺到した。 そうか。 外貨準備急増の原因はこれだったのだ。 02年からたった5年で外貨準備が5倍になったことは、 その殺到ぶりがいかに凄まじかったかを物語っている。 日本でも未曾有の中国株ブームがやってきたのは 記憶に新しいところだ。 【参考】中国株の魅力(ソニーバンク投資信託セミナー) http://moneykit.net/from/topics/topics50_02.html 【参考】大型特集目前! 今、中国株が熱い!(All ABOUT) http://allabout.co.jp/finance/stock/closeup/CU20040308A/index.htm 【参考】中国株で初心者が儲かる−株初心者の中国株 http://ch-stock.com/ (↑これはブームの象徴として紹介しているだけで、 この商材を推奨しているわけでは全くありませんのでその点ご留意願います) これは中国経済がさらなる飛躍を遂げるチャンスだ。 経済成長をレゾンデトールとする共産党からしてみれば 海外からの莫大な資金流入は願ってもない状況ではないか。 しかし、実はこの現象は 中国当局にとって全く喜ばしいことではなかったのです。 それは一体なぜなのでしょうか。 「知識」を獲得して差をつけますか?それとも回り道しますか?さあ、あなたの可能性を無限に広げる「知」の世界へGO! <中国の未来を先取りし過ぎた投資家> カネが入ってくるのは確かに悪いことではないのですが、 それには、 そのカネを消化できるだけの需要が必要なのです。 ところが、いくら潜在力の高い中国とは言え、 これだけ急激な資本流入に耐えられるだけの力は まだ持っていなかった。 それを証拠に急激に入ってくるカネを消化しきれず、 過剰生産力を積み増すこととなったのだ。 つまり、入ってくるカネに内需が追いつかなかったのだ。 【参考】中国:過剰流動性によるマクロ経済上の諸問題(国際協力銀行) http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2006/1030/765.html 現在の中国経済の特徴の一つとして、国際収支黒字に基づく大量の外貨流入と、固定的な名目為替レートを維持するための為替介入により、国内経済において過剰流動性が発生していることが挙げられる。過剰流動性は投資の過熱を引き起こし、生産過剰によるデフレや不動産価格の高騰といったマクロ経済上の諸問題につながっている。 そもそも内需が十分にある国であれば 為替を操作する必要などない。 為替を操作していること自体、 典型的な「外需依存型」の経済、 則ち「内需が発達していない」ことを 示していることに他ならない。 投資家は中国の未来を先取りしすぎたのだ。 40年以上も先の未来を、たった数年で取ろうとしたのだ。 これは無茶にもほどがある。 さらに、規制をかいくぐった投機資金がこれに上乗せされた。 これはもう「バブルを起こしてくれ」と 言わんばかりの状況ではないか。 【参考】世界一となった外貨準備、その意味と問題点(富士通総研) http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/report/economic-review/200610/05-4.pdf 投機筋は資本移動規制を回避するために、中国業者の輸出を水増しして輸出代金のかたちで投機の外資資金を中国に送金している。したがって、1000億ドルの貿易黒字のうち、最低20〜30%は投機資金の水増し分とみたほうがよかろう。 そして、それを引き起こすきっかけとなったのが ゴールドマン(GS)のレポートだ。 政府との関係が密接と言われるGSが このタイミングでこの手のレポートを出してきたことは、 本当に何の政治的意図もないと言えるのだろうか。 【参考】ゴールドマンサックスと米政府の間にある”緊密な関係”(中岡望の目からウロコのアメリカ) http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=179 今、ウォール街の勇ともいうべきゴールドマンサックスとアメリカ政府の間にある密接な関係が話題になっています。同社出身で、閣僚や政府の要職についた人物の数は、他の民間企業を比べると圧倒的に多いのです。 実はこれも「ほめ殺し」ではないのか。 このレポートは、 「バブル」を引き起こすための 巧妙な「仕掛け」だったのではないだろうか。 では、なぜそれが「仕掛け」と考えられるのか。 それは、この「巨額な外貨準備」と 「人民元切上げ」が密接に絡んでいるからなのです。 【参考】人民元改革(wiki) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%83%E6%94%B9%E9%9D%A9 人民元改革(じんみんげんかいかく)とは、中国の通貨である人民元を2005年7月より管理フロート制(管理変動相場制)へ移行し、同時に通貨バスケット制を導入した事をいう。変動相場制を採り入れる事で通貨の価値が事実上上がるとの観測から、「人民元切り上げ」などとも呼ばれる。 そして次回、 いよいよこの巧妙な「仕掛け」の全貌が 明らかになるのです。 (今回はちょっと陰謀論めいててすみません。次回に続きます。。。) http://keyboo.at.webry.info/200805/article_7.html 【追記】 今般の四川・チベット大地震に関して一言。 被災された方には、心よりお悔やみ申し上げます。 今回の一連の報道を見て印象的だったのが、 中国人が他人を思いやる姿を目にしたことです。 こんなことは今まで目にしたことがないような気がします。 もしかしたら、彼らの中で本当に 何か変化が起こっているのかもしれない。 「正直者は馬鹿を見る」結果になるかもしれませんが、 馬鹿になってもいいので ちょっと信じてみてもいいかなという気になったりもしております。 ご訪問頂きありがとうございます。 当ブログは下記ランキングサイトに参加しています。 あなたの清き一票をよろしくお願いします!! ![]() ![]() 【お知らせ】 「ニュースウォッチ」はメルマガに移行させて頂きました。 こちらも是非ご購読よろしくお願いいたします。 よろしければ下のバナーをクリック頂き登録画面にお進み下さい。 ★当ブログは「解析」ブログであり、 思想信条を世に問う「評論」ブログではありません。 宜しければこちらをご一読頂き、 趣旨をご理解頂いた上でご利用下さいますようお願い致します★ |
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非常に説得力のある論理です。おそらくご指摘のような「作られたバブル」に間違いないと思います。 |
丸幸亭 2008/05/21 22:04 |
丸幸亭さん> |
新快速 播州赤穂行き 2008/05/22 09:03 |
(続き) |
新快速 播州赤穂行き 2008/05/22 09:03 |
>ポイントは「人民解放軍」の暴走を胡錦濤がどこまで抑えることができるか |
丸幸亭 2008/05/23 04:31 |
<続き> |
丸幸亭 2008/05/23 04:32 |
丸幸亭さん> |
新快速 播州赤穂行き 2008/05/24 19:43 |
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