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「規制」はそれによって保護される者の利益を守る という意味で「再配分機能」の役割を果たすものだった。 社会全体の効用を高めるという観点からは、 「再配分」つまり「政府の関与」は必要なのだが、 その担い手である「政治家・官僚」が全く信頼に足らず、 彼らに任せておくことができない状況が今の日本である。 これこそが根本的な問題点なのだ。 従って、この問題に目を向けることをせずに、 「外資」や「新興勢力」を排斥しようとする行動は、 本当に正しいとは言えない。 それは単に「既得権益」を守りたいがための 議論のすり替えに過ぎないのだ。 ここに「デジャブ」感がもたらされる所以があるのです。 【参考】 問題解決のための2つの処方箋(格差問題はどう考えればいいのか:最終回) http://keyboo.at.webry.info/200802/article_11.html しかし、もう一つ考えるべきことが残っている。 それは、 私たちは「外資」と、引いては「外国」と どのように接していけばいいのか。 という問題です。 シリーズの締めくくりとして、 この点を考察しておきたいと思います。 ぽちっと押しとくれやす〜 ![]() ![]() <「貿易」で生活が成り立つ日本の立場> この問題を考えるにあたっては、 まず、私たちの立場を再確認しておかなくてはいけない。 それは、私たちの生活がどのようにして 成り立っているのかという点です。 私たちがこんなに物質的に豊かな生活が送れているのは 何のおかげでなのでしょうか。 エネルギー資源も農産物も乏しい日本で、 スタバのコーヒーを飲みながらネットサーフィンが出来たり、 世界中の食材に舌鼓してグルメな気分が味わえたり、 停電に悩まなくて済むのは何のおかげなのでしょうか。 それは紛れもなく「貿易」のおかげですよね。 外国が日本に足りないモノを売ってくれるからこそ、 私たちの豊かな生活が成り立っているわけです。 私たちのこの「立場」を忘れてはいけません。 従って、今の豊かな生活を今後も享受したいのなら、 資源が乏しく、生活必需品の大半を 海外からの輸入で賄っている日本という国は、 外国と対峙していかなければならないのです。 感情的に受け入れられないことがあっても、 うまく付き合っていかなくてはいけないのです。 だから、「鎖国政策」は絶対にいけない。 「国民の生命と財産を守る」ことが「国益を守る」 ということなのであれば、 「外資」を殊更排斥するような政策は、 それこそ最も国益に反する行為ではないでしょうか。 【参考】日本にとって最大の安全保障は何か http://keyboo.at.webry.info/200707/article_10.html 最後に「魅力的な投資機会の提供」。 それなのに、 世間では「外資」に対する脅威を叫ぶ声が依然多い。 では、私たちは本当に「外資」に 怯え続けなければいけないのでしょうか。 <私たちが持っているもの凄い「力」> 私たちが「外資」を怯えなければならない 理由があるとすれば何か。 それは、 私たちに「外資」に対抗できるだけの「力」がない場合です。 では、私たちにその「力」は本当にないのでしょうか。 とんでもない。そんなことは全くないですね。 【参考】国際比較:個人金融資産1,400兆円(日銀) http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/exphikaku.htm 図表1は各国の個人金融資産残高の総額と、国民 1人当たりの残高(いずれも円貨換算ベース)を示したものです。これによると、日本は残高の総額、国民 1人当たりの残高ともに米国に次いで 5か国中第 2位となっています。 既に様々な場面で言及されていることですが、 日本の個人金融資産は1400兆円「も」あるのです。 その規模は 日本のGDPの約3倍、国家予算の約17.5倍。 米国のそれと比較しても GDP比で約1.4倍、国家予算比で約5倍。 そんじょそこらの規模じゃないですよね。 【参考】「アメリカの国家予算」の規模っていくらだっけ?(ランキンレビュー) http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112007030804.html さらに、その莫大な資産の大半は預貯金に眠っている。 株をしこたま買ってお腹一杯の状態ではない。 つまり、めちゃめちゃ余力を持っているのです。 それなのに、 私たちは何を怯える必要があるのでしょうか。 <外資に怯える必要が本当にあるのか> たしかに「外資」の脅威というのはあるのでしょう。 「自由」な世界で「競争」がある限り、 「負かされる」という脅威は常に存在するものだからです。 では、私たちはその脅威に怯え、 彼らを排除し、 自分の殻に縮こまることが答えなのでしょうか。 それは明らかに違いますよね。 我々は外に打って出るべきだし、 それだけの「力」を持っている。 「力」を持っているにも関わらず、 勝負を受けて立ってリングに上がろうともせずに、 周りのせいにして自分の殻に閉じこもるのは、 被害者妄想でしかないし、怠慢以外の何ものでもない。 日本を外資の脅威から守りたいのであれば、 「外資排斥」を叫ぶ前に自分たちで株を買えば良い。 それが真の愛国行動ってものではないですか。 私たち自身も時代の変化に応じて 変わらなければいけないのです。 そして、私たちは適応できる力を持っている。 それは歴史が証明しているではありませんか。 【参考】日本の社会経済文化のルーツ(碓氷 尊 星槎大学教授) http://homepage2.nifty.com/mikus/sub2aCCBJapanintheworld.pdf というわけで、最後に この私の気持ちを見事に代弁してくれている記事を ご紹介させて頂いて、 今回のシリーズの幕を下ろしたいと思います。 最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。 【参考】相も変らぬハゲタカ嫌い(三原淳雄の言いたい放題) http://www.mihara-atsuo.com/keyword/back/20070219.html 日本の外資アレルギーはいつになったら変わるのだろうか。外国ファンドのスティールがサッポロにTOBを提案したら、またもバケツをひっくり返したようなハゲタカ騒ぎ。ワイドショーなどのコメンテーターなどメディアもひどいもので、いまにも日本中の企業が外資に乗っ取られる、大変な時代になったとあたかも国が潰れるような論調で叫んでいるが、もういい加減被害者意識を振り回すのは止めたらどうだ。 (おわり) ぽちっと押しとくれやす〜 ![]() ![]() (ご参考) 「経済」をもっと深く知りたい方におすすめの本
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民主党の決戦テキサス・オハイオ編 予備選分析前編
||| テキサス・オハイオ州民主党の決戦 ||| テキサス、オハイオ、ロードアイランド、バーモント、全4州予備選 オバマが勝てば民主党首位決定、共和党はマケインのラストスパート ...続きを見る |
米流時評 2008/03/07 10:09 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
金融資産の内訳は、預貯金、株式、投資信託、年金、生命保険ですが、株式以外は国債と地方債として道路、橋、ダムに成ってしまっているのではないですか。 |
八目山人 2008/03/06 23:46 |
こんばんは。しばらくでした。このシリーズも素晴らしいですね。 |
日比野 2008/03/07 00:59 |
八目山人さん> |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/07 09:01 |
日比野さん> |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/07 09:19 |
どうもです。 |
SAKAKI 2008/03/07 17:28 |
SAKAKIさん、おひさです。コメントありがとうございます。 |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/07 21:15 |
こんにちは、初めて読ませていただきました。 |
かぎお 2008/03/22 16:06 |
かぎおさん> |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/23 12:26 |
(続き) |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/23 12:26 |
(続き) |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/23 12:27 |
(続き) |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/23 12:27 |
(続き) |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/23 12:27 |
(続き) |
新快速 播州赤穂行き 2008/03/23 12:28 |
ご丁寧なお返事をありがとうございます。 |
かぎお 2008/03/24 04:23 |
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