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日本では雪崩のように支持率が下がってしまっている安倍さん。 日本のマスコミも嬉々として安倍叩きに奔走しており、 ついに産経新聞までも安倍さんにサジを投げかねない勢いです。 では、海外メディアは安倍さんのことをどう見ているのでしょうか。 もしかしたら、海外メディアは日本と違って 意外に安倍さんを好意的に見ていたりはしないのか。 残念ながら、答えはお題にも書いてある通り、 海外メディアも安倍さんに好意的ではありません。 では、彼らは安倍さんの何を嫌っているのでしょうか。 相次ぐ閣僚のスキャンダルなのでしょうか。 それともまさか年金問題でしょうか。 いやいや、そうではない。 実は結構根が深い話なんですねえ。 まず、とある有力新聞であるFinancial Times紙に載せられた 特集記事をご紹介させて頂きます。 【参考】Shinzo Abe's Japan(FT) http://mag1.olivesoftware.com/am/welcome/FTIE/FTAsia.asp この特集では安倍さんの「冴えない(?)顔」を乗せたインタビュー記事の後に、 わざわざ「ナベツネ」さんのインタビュー記事を持ってきて、 憲法改正の動きを「牽制」しています。 なぜ、「ナベツネさん」なのかというと、 日本最大の新聞である、読売新聞のオーナーだからというだけでなく、 ナベツネさんは憲法改正反対派で、読売新聞では「戦争責任」と題し、 先の大戦の検証プロジェクトを立ち上げており、記事の内容を見ると、 どうもその辺が絡んでいるように思われるのです。 【参考】検証 戦争責任(読売新聞戦争責任検証委員会) 検証 戦争責任〈1〉 読売新聞戦争責任検証委員会 ![]() 検証 戦争責任〈2〉 読売新聞戦争責任検証委員会 ![]() その後には、「国家の品格」の著者藤原教授との 会食対談のコーナーがあるのですが、 「紅茶を飲んで洋服を着ているおじさんが『武士道』を語る」的な感じで 皮肉っているというか、斜に構えているというか、 小バカにしているというか、そんなスタンスの内容です。
というように、かなり「政治的意図」が感じられる特集となっていますが、 ご興味ある方は一度目を通してみてください。 英語が難しくて途中で萎えてしまいますが。。。 ホリエモンのインタビューなんかもありましたよ。 (余裕があれば、訳文を掲載したいと思います) 他にもこんな記事たちが。 【参考】Is it over for Abe?(FT) http://www.ft.com/cms/s/0/8789c5a6-29c6-11dc-a530-000b5df10621.html ⇒ 参院選敗北で辞任した宇野、橋本元首相を引き合いに出して 安倍さんも「負けたら辞任」というレールを引き始めた?? 【参考】Departure of Abe ‘not out of question” http://www.ft.com/cms/s/096ef5b8-244b-11dc-8ee2-000b5df10621.html ⇒ 次の首相候補として谷垣さんにインタビューするFT紙 すでに参院選は負けるもんだと決めてかかってる?? 「参院選敗北によって安倍さんの責任論が問題にならないとはいえない」 以上はFinancial Times紙からの抜粋なのですが、 どうも私の知る範囲内では、 これは欧米メディアの一般的な見方のような気がするのは 気のせいでしょうか。 たとえば「従軍慰安婦問題」についても、 その事実検証をしようとしただけで、関係ないのに大批判。 安倍さんがいわゆる「河野談話」を否定したときも、 即座に非難記事が出ましたからね。 「sex slavery(性奴隷)」だそうな。すごい表現。。。 【参考】Abe rejects Japan's files on wartime sex slavery http://www.iht.com/articles/2007/03/02/asia/web-0302japan.php そして、なぜか「米国」議会が「従軍慰安婦謝罪決議」を 採択する運びにまで至りました。 【参考】Japanese - American makes big waves in Japan(IHT) http://www.iht.com/articles/2007/05/11/news/profile.php ⇒ International Herald Tribune紙ではマイク・ホンダさんの 特集まで組む力の入れようです。 「同じ日系人として許せない」的な論調で。 (ホンダさんのお祖父さんは熊本県人らしい) 「ここまでやるか」という気がするのですが、 なぜ海外メディアはこうも安倍さんに好意的でないのでしょうか。 実は、彼らは「戦後レジーム脱却を掲げる安倍さん」に 批判的なのではないでしょうか。 では、なぜ「戦後レジーム脱却」を嫌うのでしょうか。 これは、戦勝国と敗戦国の立場の違いに起因するものだと思われます。 つまり、敗戦国の言う「是々非々」は、たとえそれが正しかったとしても、 戦勝国である自分たちの否定につながるのでなかなか受け入れられにくい。 米大使の「原爆発言」なんかにも、如実にその思想が表れてる。 【参考】米特使に“原爆が日本人の命を救った”発言をさせた質問とは?(過去記事) http://keyboo.at.webry.info/200707/article_3.html 逆に中国・韓国は自分たちと同じ立場の側にいるので擁護しやすい。 「戦後レジーム脱却」を目指す安倍さんは、 この戦勝国が触れられたくない「寝た子」を起こしてしまったんですね。 直接自分たちの利害にかかわることに関しては、 是々非々を抜きにして叩きに走る。 そうであれば、実に「根の深い」話であることがわかります。 従って、先の大戦の「検証」にかかわる問題は、 「是々非々」とは別にそういう力学が働いていることに 留意しておくべきだと思います。 欧米メディアは「善意の第三者」ではないということです。 こういう基本認識の下に外交を考えていくべきではないでしょうか。 そうすると、誰を味方につけなければいけないのか、 おのずと戦略的な「解」が見つかるような気がするのですが。 以上、これはあくまで「仮説」でした。 ←「欧米メディアに叩かれている安倍さんってかわいそう」と思われた方はクリックお願いします【追記】 このたびの新潟県中越沖地震に際しましては、 地震災害に遭われたみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。 また震災でお亡くなりになられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。 残念ながら、現地に赴いて復興のお手伝いをさせて頂く事は ままなりませんが、少しでも何かのお役に立てればと思い、 心ばかりの義援金を送らせて頂きました。 当ブログをご覧頂いたみなさまにもお力になって頂ければと思い、 僭越ながらリンクを貼らせて頂きます。 【参考】新潟県中越大震災義援金の受け入れ(新潟県) http://www.pref.niigata.jp/suitou/info_saigai_2.html 「世界情勢」をもっと深く知りたい方におすすめの本
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博士の独り言 2007/08/21 21:35 |
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博士の独り言 2007/08/22 17:37 |
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